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わたしたち 理容師は その昔 医者も兼ねていたというお話は (外科医です)教科書などにも出ていて

なんとなく 知っていましたが この本を読んで納得させられました。

ドイツでも ベルリンの 南西くらいの ライプチヒあたりのハレという町の出身で

14歳で家を出て修行にでられました。

一晩中床屋の道具を使って 医術を施している夢を見たのだ。

そうなんです。 当時は 血を抜いたり 切断など 外科医的な行為も 理容師の仕事でした。

修行中は 失敗もいろいろあったり 水汲みなどの雑用もあったようです。

当時宗教的な争いで トルコ戦争 という戦争があり

ドイツからトルコへ行軍するわけなんだけども 軍医として帯同します。

そのあと帰ってきてからは 捕鯨船に乗って グリーンランドへ 向かい

船医として 帯同し 医学の修練をします。

た当時 戦場などが 医者の勉強 人体の勉強には うってつけだったようです。

帰ってからは王室の理髪師として 許可をもらい 開業しています。

 

当時の事が事細かに記してあるドキュメンタリーのような一冊です。

今 私たちは 医術を 勉強することはありません、 当時の方は たいへんでしたね・・・

この本を 書いた作者 日本語訳の筆者に

感謝して読み倒そうと思います。